【手拭いの本だたみ=手拭いの本】ご紹介(1) |
[宝通り寿連合商店会]の・・・本畳みで“手拭いの本” |
つるや伊藤は江戸時代当地で染物業を創業160年近くになります。どこの街にもあります紺屋ですが「注染=ちゅうせん」の工場としても手拭を染めて参りました。 戦前戦後を通して注染本染め手拭いを制作。時代とともに変遷ありますが、特殊な「半天だたみ」「財布だたみ」に【本だたみ】の手拭いの本もつくりました。 【本だたみ=手拭の本】は好事家が趣味で、企業団体が記念やご挨拶として、呉服店は「展示会」のご案内、お客様にお土産。商店会は宣伝などとバラエティーに富んでいます。 |
昭和20年代の手拭い見本帳『斬新・新手拭い・應用』掲載の[宝通り寿連合商店会]は、 | |
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・呉服 洋品の店 大和屋 | ・化粧品の御用命は マルヤ |
・流行のトップを行く パール靴店 | ・時計は親切勉強の店 三角堂 |
・金物 雑貨 カドヤ | ・酒は燗 魚はきどり 酌はたぼ 小料理 叶家 |
6軒のお店がキャッチフレーズを入れています。 | |
☆小料理の叶家さんは、 | |
酒は燗 魚はきどり 酌はたぼ | |
さすが・・・・・粋ですね! | |
◆白地に本バット=紺色 明るいネズに店名白抜き 表紙は茶色に七宝白抜きあしらい ◆8ページ畳みで「和帳」の雰囲気です。 |
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※ 変体ガナは、現代的に表しました。 |