芹沢けい介
(1895〜1984)
※けいは、金へんに圭
人間国宝 重要無形文化財・文化功労者 〜芹沢けい介〜
芹沢けい介先生は型染めの技法を発展させ、独自の"型絵染"を完成しました。1956年(昭和31年)重要無形文化財(人間国宝)に認定され、1976年(昭和51年)には文化功労者に選ばれました。また、同年パリ・グランパレで「芹沢展」を開催。その多彩な美の世界は「類に稀な芸術の高み」と絶賛され、今やマチスに並ぶ世界のSERIZAWAとして名を高めています。強い個性と豊かな創造力にあふれた作品は、着物、屏風、のれんをはじめガラス絵、板絵、陶器と幅広く、清新で深い味わいを私たちにもたらしてくれます。
●伊曽保(イソップ)文のアートラッドクロスで仕立てた屏風
●芹沢門下、椿夏子先生作「モスクワ赤の広場ワシリー寺院」平成元年 狂言師・野村万作ソビエト公演時の肩衣
 大正末期勃興の柳宗悦(やなぎむねよし)らによる「民藝(芸)運動」は河井寛次郎、浜田庄司らによって陶芸に開花。文芸、絵画への影響は武者小路実篤ら「白樺派」にも大きな影響を与えました。芹沢染色はそこに育ちます。
 船橋小学校に図画教師で奉職の洋画家・椿貞雄先生は、船橋駅北口にアトリエがありました。貞雄先生二女の夏子さんはつるや伊藤・五代目吉之助の″お絵かき″の先生ですが、昭和51年のパリ「芹沢展」に、夏子先生は随行されています。
 夏子先生の型絵染作品は平成14年3月、船橋市教育委員会主催の「椿貞雄・夏子親子展」−清川記念館収蔵作品展−で展示され、大変好評を博しました。
 民芸は庶民生活、日常の実用工芸品からの文化運動。つるや伊藤では芹沢作品の写しを「芹沢けい介模様」として安価で頒布しています。
 美術、芸術を身近に置いて、日々の暮らしを素敵にお楽しみ下さい。  
 
 

のれん サイズ、素材などにより、お値段さまざまです。
掲載写真はごく一部です。お問い合せ下さい。
芹沢模様・のれん生地には、綿100%の、新紬、尾州紬、遠州紬、近江木綿、インド綿。
綿60%麻40%の綿麻。綿75%麻5%レーヨン20%の相良紬、など各種あります。
同じ柄を集め出しても、風合い、持ち味がそれぞれに違い 面白いところです。
あなたなら、どの生地をお選びになりますでしょう。

風呂敷 サイズ、素材などにより、お値段さまざまです。
掲載写真はごく一部です。どうぞお気軽にお問い合せ下さい。
約100×100cmの中風呂敷 約130×130cm 約150×150cm
約180×180cm 約200×200cmの大風呂敷まで10種類ものサイズがあります。

のれん、風呂敷のほかに、タペストリー、手拭い、ハンカチ、ふきん、
ガーゼタオル、手提げ巾着(きんちゃく)などございます。
どうぞお気軽にお問い合せ下さい。

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